白髪 はげない

白髪はAGAと関係があるか?

【回答】 白髪とAGAは無関係です。白髪があってもハゲます。

白髪で髪がフサフサ!ロマンズグレーの老人がうらやましい

「白髪の多い人は、はげない」という話は結構よく耳にします。

ロマンスグレーの初老の人は白髪は多いものの、毛髪量は多めで、禿げなさそうに見えますからね。でもこれは科学的根拠の無い俗説であり、白髪の多い人は薄毛にならないというのは誤解です。

毛髪が黒いのは毛母メラノサイト(色素形成細胞)が作るメラニン色素があるから。

この毛母メラノサイトが加齢により減少することにより、メラニン色素が淡色化或いは減少することで、毛髪に色がつかなくなり、白く見えるようになるのが白髪です。

白髪は自然な加齢現象ですが、白髪が増えてくるタイミングには個人差が大きく、また遺伝的に白髪になりやすい人もいます。

更に過度なストレスや栄養不良、薬の副作用でも白髪になることがわかっています。

一方AGAは男性ホルモンが原因で起こる症状であり、毛母メラノサイトとは無関係。

ですから白髪とAGAや薄毛の間に関係性はないのです。

白髪の人は禿げない等と言われるのは、殆どの男性が中年期に白髪が増えてくる為、その時期に髪の毛が多い人は「白髪も多くなり」「白髪の人はハゲにくい」ように見えるだけです。

よく観察すれば薄毛の男性にも白髪はあるのですが、白髪より薄毛が目立っていると言えるでしょう。

つまり薄毛でも薄毛でなくても白髪になる、というのが正しい見解です。

追伸

追伸 白髪が目立つほど髪の毛が残っている、というのが正解と言われると正にその通りかも。禿げると白髪すら目立たなくなってくるっていうのが寂しい限り。