同じ分け目を続けると薄毛になりやすい?
【回答】
AGAの原因にはなりませんが、髪の分け目が薄毛になる可能性はあります。
髪の分け目が薄いと感じる方は少なくないようです。
髪の分け目が薄いのと感じるのは錯覚か?それとも何か理由があって、本当に分け目の部分が薄毛になっているのでしょうか?
男性はヘアスタイルを変えることがあまり無く、いつも同じ部分で分け目を作った髪形にしていることが多いですね。
ふと気付くと、分け目の部分が薄いのが目立っているような気がする、或いは分け目を変えて比べると明らかに髪の分け目が薄いなんてことがあるわけです。
髪の毛の分け目をつける、というのは、自然な毛の流れに逆らって無理な方向に流す(引く)わけですから、毎日毛根に負担がかかります。
無理にブラシで梳かせば抜けやすいこともあるのです。(また同じ部分の地肌が出ている為、その部分に紫外線が当たり続けて頭皮がダメージを受けたり、スタイリング剤がつくことでトラブルなる可能性もあります。)
このような理由でなんとなく分け目が薄くなってきたように見えることはありますが、だからといって必ずしもAGAが進んでいるとは限りません。
AGAが薄毛の原因であれば、毎日同じ場所で分け目を作り、同じ毛根に無理な力がかかり続けることで薄毛が加速する可能性はあります。
AGAでなければ、分け目を変える、ラフに分けて真っ直ぐな分け目をつけない、髪を短く切って分け目をなくすといった対応で、薄く見えた部分は自然に元に戻っていき髪の分け目が薄いという心配は解消するはずです。
とはいえ、女性のポニーテールは髪を引っ張り続けることで「牽引性脱毛症」と呼ばれる薄毛の原因になることからも分かるように、毎日同じ分け目のヘアスタイルも髪にはあまりいいことではありません。
時には毛根に負担の少ない短めのヘアスタイルに変えるなどして、分け目を固定させないよう注意してください。
追伸
髪の毛の分け目が薄いと感じたことはあっても、分け目を変えるなんて考えてみたこともなかった。だけど、毎日毎日同じところで分けてたら、 毛根が弱っていくのも無理はないのかも。まあ、思い切って超短髪にすれば薄毛も目立ちにくくなるけど、いかんせん似合わないのが辛いところ。。