AGA治療 年齢

AGA治療に年齢は関係ありますか?中高年では手遅れですか?

【回答】 年齢は関係ないと言われますが、AGAは進行性の脱毛症ですので、発症時期からなるべく早い時期の方が治療成績が良好です。

AGA治療は早期治療が効果的

AGAの発症時期や進行スピードは個人差が大きい為、一概に治療開始時期は何歳がいい、とは言えませんが、AGA治療は早期治療が大切と言われるのは、AGAが進行性の脱毛症だからです。

治療しないで放置すれば薄毛がどんどん進み、治療効果が出にくくなる確率が上がってしまうのです。もう少し詳しく説明すると・・・

髪の毛にはヘアサイクルと呼ばれる周期があります。

成長期・退行期・休止期を繰り返しますが、成長期は健康なら2〜6年といわれます。

ところがAGAが始まり脱毛ホルモン(DHT)の影響を受けると、成長期は短縮し、人によっては数ヶ月から1年という超短命になってしまいます。

ヘアサイクルが短くなるということは、髪の毛が長く、太くなる前に脱毛し、産毛の様な細く短い毛が多くなり、退行期や休止期の毛の割合が増えて、薄毛になってしまうのです。

更に人間の細胞分裂は50回が限界とされており、ヘアサイクルの回数も同様です。

AGAが発症していない人なら成長期2年×50回で100年間は毛が生えるという計算になりますが、AGAを発症するとヘアサイクルの成長期が1年×50回で50年、0.5年×50で25年、しか毛が生えないということになるわけです。

更にAGA治療の効果は毛が抜けてから5〜10年迄とされており、脱毛してからの期間が長いほど治療薬は効かなくなる可能性は高まります。

以上がAGA治療は発症してからの期間が短い方が効果が出やすいと言われる理由です。

とはいえ、最近では50歳以上の中高年の方が若々しさ取り戻すため、AGAクリニックで薄毛治療をうけるケースも増えており、中高年の方はもちろん、実際に70歳代でも増毛される方もいるようです。

このように高齢の方でも発毛を実感する症例も少なくないようですので、年齢による治療効果も人それぞれといえるのでしょう。

毛母細胞さえ死滅していなければ、いくつになっても発毛の可能性はあるようです。

追伸

「オレの年齢だともう手遅れかな」とか「何だか恥ずかしいな」などと思い悩んでるくらいなら、一刻も早く治療を開始するべき、ってことですね。