洗髪 温度

40℃のお湯でシャンプーは熱すぎる?

【回答】 頭皮環境のためには高くても38℃、湯シャン提唱者の宇津木医師は35〜35度を推奨しています。

湯シャンの温度を下げ抜け毛が減った男性

シャンプーまたは湯シャンをする時、シャワーの温度は気にしていますか?

AGAの人への注意事項として、シャンプーの際、シャワーの温度は「あまり熱いと皮脂を洗い流し過ぎてしまい、逆に皮脂の過剰分泌や頭皮の極度の乾燥を招くので、ぬるめのお湯にしましょう」といわれます。

ここで気になるのがお湯の温度。ぬるめ、とは何度くらいのことでしょうか。

湯シャンを提唱しているのは「シャンプーをやめると、髪が増える」の著者で、医師の宇津木龍一氏。現在アンチエイジング専門 形成外科・美容皮膚科 クリニック宇津木流院長です。(東京都千代田区 帝国ホテルタワー8階)

宇津木龍一医師の湯シャンを有名にした著書『シャンプーをやめると、髪が増える』によると水洗髪で推奨される水の温度は34〜35度です。

私たちの体内温度(からだの中の温度)は36〜37度ですが、皮膚表面 の体表温度はそれよりも1〜2度低くて、34〜35度です。皮脂はこの温度で液状のまま出てきたのですから、34〜35度あれば洗いながせます。

ただし、シャンプーのように毛穴の中の皮脂まで根こそぎとりさるようなことは無く、必要な分の皮脂は残って、髪の毛をコーティングして、毛髪を守る役割をします。また、残った皮脂の一部は空気にふれて酸化して、ニオイの元である酸化物に変わりますが、よくしたもので、こちらは34〜35度あれば、すべてきれいさっぱり洗い流せるのです。もちろん、汗も流れます。

ということで35〜35度のぬるま水(ぬるま湯ではありません)で洗髪しましょう。

でも夏ならともかく、季節によっては冷たく感じるかもしれません。不快でない程度の水温で洗えばいいでしょう。あまり熱いと、保温のかなめである細胞間脂質を溶かして、髪や頭皮を乾燥させてしまいますので、気をつけてください。(『シャンプーをやめると、髪が増える』より引用)

かなり低いシャワーですよね。

これを読んで、ためしに私は35度のお湯でシャワーを浴び、湯しゃんもしてみました。

9月下旬、最高気温が25度、最低気温が22度くらいの時期ですので、ちょっとぬるいかな?程度で快適です。ただ真冬になればおそらく、この温度のシャワーでは寒いでしょう。湯船から上がった後なら尚更です。

不快でない程度の水温というのは微妙な表現ですが、もし、冬なら湯船に浸かる前になるべくぬるめの温度で湯シャンして、それから暖まればいいかなと。

今までシャワーの温度が何度か、あまり深く考えずにいた為、我が家では常に40度に設定されていました。特に熱いと感じることもなかったのですが、これは頭皮には熱過ぎるし、良くないですね。

意識しないとシャワー温度を35度に設定することは無いと思いますので、薄毛を気にしてるなら、シャワーの温度はしっかり見直した方がいいかも。

毎日の積み重ねなので抜け毛・薄毛への影響は決して小さくないのではないでしょうか。

追伸

シャワー40度が熱すぎるのは意外。たいして熱くないと感じますからね。真冬を乗り切れるかどうか心配ですが、髪の毛1本も失くしたくないなら頑張らねば!それにしても、薄毛って本当に損だなあーお湯の温度まで指示されるなんてなんだかなあと思います・・・。