プロペシア 献血

プロペシア服用中に献血な可能でしょうか?

【回答】 プロペシア(フィナステリド)服用中の献血は禁止です。

献血する男性

日本赤十字社東京都赤十字血液センターのホームページ内『献血の知識 献血の基準』ページには、献血を遠慮して頂きたい該当者として

以下の育毛医薬品(錠剤)を服用されている方は、一定期間献血をご遠慮ください

1.AVODART(アボダート)[製造:Glaxo Smith Kline社]……6カ月間

2.PROPECIA(プロペシア)[製造:Merck社]……1カ月間

3.PROSCAR(プロスカー)[製造:Merck社]……1カ月間

との記載があります。

その理由は血液中のプロペシア(フィナステリド)等、上記AGA治療薬の成分フィナステリドなどが胎児に影響を与えるからです。

妊婦が吸収すると、プロペシアのDHT低下作用によって、男子退治の生殖器官の正常発達に影響を及ぼす恐れがあるのです。(この為献血だけでなく、プロペシアは錠剤を割るこや、女性、子供が服用することも禁忌とされています)

万が一献血してしまった場合には、ただちに献血時識別コード並びにプロペシアを服用中であるのに献血したことを日本赤十字社に申し出るようにして下さい。

ちなみに、服用を前述の期間止めれば、成分の血中濃度がほぼゼロになりますので献血が可能になります。

追伸

AGA治療に伴う禁止事項については、恐れ過ぎずに正しい知識を得て自分の行動に責任を持つことが大事ですね。