ミノキシジルの副作用まとめ
大正製薬のリアップが発売されたことで、ミノキシジルは発毛剤として多くの日本人に認知されるようになりましたが、副作用はないのでしょうか?
ミノキシジルはアメリカで1970年代に開発された経口降圧剤です。
副作用として、服用患者の毛髪や体毛が濃くなったため、頭皮への外用薬としての臨床試験が行われ脱毛に有効だと発表された経緯があります。
尚、ミノキシジルは現在血圧の薬としては使われなくなっています。
もっとも多い副作用は痒みやアレルギー反応で、頭皮の炎症を起こす人がいます。
かゆみの原因はミノキシジル、エタノール、プロピレングリコール等です。
ミノキシジル自体が合わない場合もありますが、配合されているエタノールやプロピレングリコール等は配合フリーの製剤もあるので、自分に合うものを探すのも一つの方法です。
そもそも降圧剤として利用されていたことからも、血圧が下がる可能性が考えられます。別の降圧剤との併用で血圧が下がり過ぎる、正常な血圧が下がってしまうことがあるようです。
とはいえ、実際にミノキシジルを塗って血圧が下がり過ぎる等といった報告は殆どないので、元々血圧に健康上の問題を抱えている人は使用に際して注意が必要とされています。
またむくみの副作用もあり、起床時に上まぶたが腫れたりしますが、継続使用していくうちに消えていきます。体毛増加については飲み薬として使った場合に報告があります。
ミノキシジル配合製品を使ってはいけない人として
- ミノキシジルでアレルギーを起こしたことがある人
- AGA(男性型脱毛症、壮年期脱毛症)以外の脱毛症の人
- 未成年
- 別の頭皮用塗り薬を使っている人
- 妊婦・授乳中の女性
その他、胸の痛みや動悸、めまい、虚弱、突然の体重増加、顔の毛が濃くなったなどの場合は医師に相談が必要です。
副作用についても正しい知識を得た上で、医師にも相談しながらミノキシジルを有効活用していきたいものです。
追伸
どんな薬にも副作用はつきもので、やはり医師のいるクリニックで検査や診察をしてもらうのは大事なんですよね。忙しくて行くのは本当にメンドウですが。